断熱材入り保温保冷サコッシュOasis Pocketのフィールドテスト

Oasis Pocketを持って、年末年始に八ヶ岳を歩いてきました。

テスト環境

気温-10℃~-16℃、行動時間は2日間で約12時間という環境下で使用

断熱材入りサコッシュと言えど、 -10~-16℃という環境下では、 内部も冷えてしまいます。ただ、外気に晒されているよりも内部は守られていることが確認できました。水・モバイルバッテリー・行動食の3点について、まとめました。

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ペットボトルは凍らない

Oasis Pocketに500mlのペットボトルを入れておけば、凍らずに飲めます。ザックのサイドポケットでは30分も持たず凍結してしまいますが、断熱材入りのOasis Pocketは、冷気が伝わるのを「遅らせている」のは間違いないです。例えば、山専ボトルを水分補給用に使っていた場合、それをペットボトルにすることで、軽量化に繋がったりもします。水分はペットボトル、炊事用のお湯は山専ボトルというコンビで、少しでも軽量化できるのではないでしょうか。因みに、僕は山専ボトル2本使い(500mlと900ml)だったので、水分補給はペットボトル、炊事用のお湯は900mlまたは500mlの山専ボトルとすることで、300g~程度の軽量化が可能となります。

旧:山専ボトル500ml(水500g、ボトル本体280g)&山専ボトル900ml
新:ペットボトル500ml(500g+30g程度)&山専ボトル900ml
→山専ボトル500ml分の約280gが軽量できます。

ただ、行動中に温かい飲み物を飲んでいる方には、適用されませんね。

ペットボトルの水が凍らないということは、 凍結防止の観点からも有効的で、テント泊で凍らせたくない道具を入れておくこともできます。サコッシュなので、大きなプラティパスのソフトボトルは入らないですが…

モバイルバッテリーの残量

モバイルバッテリーの残量について。2日間、Oasis Pocketに入れっぱなしでしたが、充電メモリは1つしか減りませんでした。その間に3回ほどフル充電しているにも関わらず、この減り具合ですから、下界と同様のパフォーマンスを維持できたと考えて良いと思います。スマホもコンデジも同様に、裸で使っていれば、バッテリーが急激に減るという現象もありましたが、 Oasis Pocketに入れておけば、元に戻るという感じでした( 一瞬、1%になるが復活)。全ての電子機器がそうではないかもしれませんが、古いiPhoneでも2日間、行動時に問題なく使えました。

これについては、例えば3~4日間くらい野営で雪山に入る場合、できるだけ残量を減らしたくないのは当たり前だと思います。そのような方は予備バッテリーも持参しているでしょうが、それでも低気温下で減り続けるよりは、何かしら保護しておくほうが良いのは間違いないですし、そういう場面でOasis Pocketを使うのは、有効的だと感じました。僕自身、当面は2日以上雪山に入る機会はないですが…

行動食

行動食(主にお菓子)も、もちろん凍結して硬くなることなく、比較的普通の温度でモグモグと。とは言え、過酷な気温下では、もちろん冷たさは感じますが。今回、おにぎりはテストしなかったので、また機会があればやってみたいと思います。

追記)青森のOasis Pocketユーザー様から、おにぎりがカチコチにならず食べられた。というご報告をいただきました。東北の雪山は寒いですから、そういう意味で、とても嬉しい結果です。いつもなら、凍り付いて食べられないものが、このような道具を使うことで、より快適になる。これは本当に製作冥利に尽きます。

雪山登山で「備える」「守る」道具、Oasis Pocket

水も電池もそうですが、何が起きるかわからない雪山登山で、万が一の事態に「備える」という意味では、個人的な見解になりますが、とても効果的な道具だと感じました。もちろん、これがなくても雪山は歩けますが、僕のように子供を連れて2日間ほど山に入る場合は、お守りとして積極的に使いっていきたいです。

なくてはならない道具ではないかもしれませが、あると便利な道具だと思いますので、僕と同じように、万が一に備えたい、不安は減らしたい、できるだけリスクを軽減させたい…という方にオススメします。

断熱材入り保温保冷サコッシュのOasisPocket OliveDrab
OliveDrab×Black

改めて、Oasis Pocketについて。アウター生地、遮熱シートのTyvekシルバー、断熱材のクライマシールド3.6oz 、気密シートのTyvekスマートからなる4層構造の保温・保冷サコッシュです。写真は、OliveDrab×Black。現在も販売中ですが、注文からお届けまで、約1ヶ月となりますので、厳しい雪山シーズンには間に合いませんが、一応2月末までご注文を受け付けています。次の注文再開は、2019年秋頃となります。

新しい取り組みにも関わらず、ご購入いただいた皆様には本当に感謝しております。より良い道具にするため、これからも改善に努めていきたいと思います。


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