SUL(シュル)POCKET

小型軽量サコッシュであるMINI-POCKETのDCF(Dyneema Composite Fabric)バージョンです。

Super Ultra Light

Super Ultra Lightの頭文字を取って、S.U.L。シュルと名付けました。本体重量約26~27gと、30gを切る軽さ。コーデュラリップストップのMINI-POCKETも約35gと軽量ですが、さらなる軽量化、そして防水性が向上しています。

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SULのこだわり

縫い目を塞ぐ

DCFを使う事で、ボンディング(接着)処理が可能になりますので、防水性を向上させるため、縫い目を塞ぐことにトライしました。同じDCF生地を縫い目の上から接着して目留め。浸水経路をなくします。

ファスナーの縫い目を塞ぐ

2つのファスナーが付いていますが、その縫い目を全て塞いでいます。

ただし、水をかけて検証したところ、塞いだ縫い目からではなく、赤矢印の部分、アクアガードと生地の隙間から、ごくわずかに水が浸入することがわかりました。この部分も塞ぐことができれば良いのですが、ファスナーにテープがつかないこと、仮に接着できたとしても、スライダーの邪魔になり、開閉がしにくくなること。現実的ではありません。ウェアのように、ファスナーの裏側からシームテープを貼れば解決しますが、今の設備とスキルでは困難です。(→シームシーラーを検討中)

別の解決法としては、シームグリップを塗って塞ぐことはできるかもしれませんが、果たして、そこまでやるべきなのか、見た目も汚くなるのではないか…と自問自答中です。雨量にもよりますが、ゲリラ豪雨のような土砂降りじゃない限りは耐えてくれるレベルです。ただ、沢登りなどで完全浸水となると厳しいでしょう。

ファスナー周り以外では、両サイド部分。赤線部分を表側から生地を接着。ただし、Dカン部分から上は無理なので、内側から処理することにしました。

内側の縫製部分。両面に生地を接着。ただし、この方法では問題がありました。本体とDリングを繋ぐテープ部分が露出しているのがわかるかと思いますが…

表から見える赤矢印のDリングのテープ部分。塞いだ縫い目からではなく、この生地に水が吸い込み、染み込んできました。なるほど。となると、上記の方法ではダメなようです。テープ毎覆うように、1枚生地にして縫いめも一緒に挟み込むように生地を接着する必要があるようです。

息子達の声が入っていますが(笑)、それなりの水圧で浸水テストをしました。特にファスナー部分を重点的に。中には濡れやすいティッシュを入れて検証しています。

前述した2ヵ所。1.ファスナーと生地の隙間、2.Dカンと本体を繋いでいる生地からの染み込み。本当にごくわずか、水滴程度ですが浸水しています。逆に、これだけ水をかけても、それしか漏れていないと前向きに捉えることもできます。実際、ティッシュは濡れていませんから。

以上のことから、「完全防水」とはいえません。ですが、防水性能の高い軽量サコッシュであることは間違いありません。より完璧を目指す場合、例えば沢登りなどで使う場合、どうしても濡らしたくないものは、インナーにジップロックのような防水袋を入れて運用するのが、やはり安全だと思います。

選べる2タイプ

試作品で2つのタイプを作りました。1つは、ボトムを別生地に切り替えてアクセントにしたツートンタイプ。もう1つは、全てDCFを使ったタイプ。それぞれに特徴があります。

Two-Tone

ツートンタイプ。単色よりもアクセントが効いて良い感じです。突き刺しに弱いDCF生地ですから、ボトム部分の強度を求めるならこちらがオススメです。デメリットは、接着テープがつかない生地なので、生地切り替え部分の縫い目を塞ぐことができないことです。この場合、マチは写真のようにボトム生地が常時露出する三角マチが良いです。

軽さ、デザイン重視はこちらを。本体約27g。(写真は三角マチタイプ)

All DCF

全てDCFを使ったタイプです。つまり、接着が可能になりますので、ボトム部分の縫い目も全て塞ぐことが可能になります。ただし、前述した通り、「完全防水」ではありませんのでご理解ください。この場合、マチは写真の隠しマチが良いです。平置きで正方形になります。

より高い防水性を求める方はこちらを。本体約26g。

マチもお好みで

Two-toneには三角マチ、All DCFには隠しマチが合うのですが、好みが分かれる部分なので、選べるようにします。それぞれに良さがありますので。

三角マチ

三角マチは、フロントポケットの底が、メインルームの底より上に位置しますので、少し重い荷物(例えばスマホ)を入れると、バランスが前がかりになるイメージです。(上手く伝えられません…)

容量的には三角マチの方が、荷物が綺麗に収まると思います。

隠しマチ

荷物が多く入ると、マチが広がります。常時マチが見える三角マチとは違った見た目です。平置きで正方形。

サイズ

横:約23cm
高さ:約22cm(三角マチの場合はボトム部分が+約2cm)
マチ:約6cm

仕様

  • ファスナー付きフロントポケット(内部にキーフック1つ)
  • ファスナー付きメインルーム
  • 背面ポケット(オープン)
  • 両サイドにキーループ計2個
  • ショルダーストラップ付属(スタンダードまたはラインロック)

ファスナーはいずれもシングル。両開きのダブルファスナーをご希望の場合は、注文時、備考欄にお書きください。

SUL-POCKETでより軽く

軽量だけが目に付くかもしれませんが、実は3つのパートに分かれたスペースのある小型サコッシュです。小さいながらも荷物の整理がしやすくなっていますし、マチもありますので見た目以上に収納できます。ファスナーも付いていますので、荷物の落下の心配もないです。

ASOBI-POCKETでは少し大きい。このくらいのサイズが欲しかった。そう感じる方にマッチするサイズのサコッシュになっています。近所へ外出時、お散歩、手荷物の少ないハイキング、観光や公園などへのお出かけなど。軽くて持ち運びやすい。その恩恵を様々な場面で活用していただきたいです。

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