子供用バックパックPrototype

隙間時間を使って、子供用バックパックを試作しました。

子供専用

子供専用のUL系バックパックは、見かけたことがありませんので、asobitogearとして、それを作るというのは必然だと思っています。ここでいう専用とは、サイズ面と機能面どちらもです。

まず、サイズというのは、トルソーレングス(背面長)のことで、容量のことではないです。自分の背中に合わせると、背負いやすくなるのは間違いないですからね。

そして機能面は、使う場面や場所でしょうか。リュックを必要とする時って、お弁当を持っての野外学習とか、林間学校だと思います。僕なりに考えたのが、お弁当をリュックの底に入れて、食べる時にすぐ取れ出せると便利だなぁ。旅のしおりとか書類系を取り出しやすい場所に仕舞えたら便利だなぁ。レターポケットみたいなやつ。大き目の水筒がサイドポケットにすっぽり収まると良いなぁ。

  • お弁当箱が底(ボトム)にきっちり収まるサイズ
  • 「お弁当だけ」を取り出せるファスナー
  • しおりの出し入れがしやすいスペース
  • 大きな水筒やペットボトルがゆったり入るサイドポケット

そんなことを考えながら、形にしたのが、asobitogearのバックパックです。ファスナー付きのスタンダードなデイパックで十分だったりするわけなんですが、ほんの少しだけ子供達が使いやすいように。そして、登山や旅行でも使えるように。

子供用バックパック Prototype one

細かなところは深く考えず、欲しいと思う機能だけを入れて作りました。

ボトムにファスナー

ボトムは、お弁当箱(保冷バッグ込)が収まるサイズに。我が家のお弁当箱基準になってしまうのが恐縮ですが、写真の黒い生地の部分が、横28cm、奥行き11cm、高さ11cmです。生地は、頑丈なコーデュラナイロン(500デニール)を使用しました。この部分においては、コーデュラナイロンがベストだと思っています。重さは増しますが、長く使うためです。

そして、お弁当だけを取り出しやすいように、ファスナーを付けています。目的地について、上の荷物を全部出して取り出すのって大変ですよね。ここからアクセスできれば、お弁当だけが取り出せます。

ポケット2つ

旅のしおり等、紙類を出し入れしやすい場所に仕舞いたい。フロントポケットの他の荷物とごちゃ混ぜにしたくない。という観点から、レターポケットを別途設けました。外のメッシュポケット、外内レターポケットという構成です。レターポケットは、色のアクセントが付けやすいので、今回は敢えてイエローのX-Pacで、少し目立たせてみました。

サイドポケットは深く

大きな水筒やペットボトルが余裕で入る高さにしました。少し高さを出し過ぎましたが、イメージには近いです。小さな子供だと、背負いながら、サイドポケットのペットボトルを取ったりすることって正直難しいと思うのです。であれば、出し入れのしやすさは求めずに、落下しない深いポケットを付けようと考えました。

トップは巾着

本当は、ファスナーにすると分かりやすくて、使いやすいんでしょうね。ここは迷いました。ただ、ファスナーにすると、間口が狭くなりませんか?ガバっと開いた方が、出し入れも楽なのを知っているので、巾着形式を採用。ナップサックみたいな感覚で使えるのではないかと思います。もちろん、閉じるファスナーも魅力的ですし、選べるようにしても良いかもしれません。

トルソーレングスはカスタマイズ

ここが一番の肝だったりします。背負う人に合わせた「トルソーレングス(背面長)」にすると、やっぱり背中に合いますし、背負いやすくなります。ここがしっくりくれば、大方決まるような気がします。ハッキリ言えば、他の機能なんてオマケみたいなものですね。

試作品のトルソーレングスは42cm。10歳男子の息子が使うのですが、彼のトルソーレングスを計測したところ約38cmでした。今後数年は使ってもらいたく、少し余裕を持たせて42cmで作っています。子供はすぐ大きくなりますから、 ジャストサイズって難しいですよね。

素材

メインのボディ素材は、210デニールのナイロンリップストップです。X-Pacは使わず、少し柔らかめの生地を選びました。また、ポリウレタン(PU)コーティングではない撥水処理された生地なので、加水分解せず、長く使えるはずです。

サイズと容量

試作品のサイズは、横28cm、奥行き11cm、高さ42cmです。単純計算で、容量は約13リットル。拡張部の高さが10cmありますので、その場合でも約16リットル。トルソーレングスにより容量は微妙に変わってくるのですが、12~15リットルを基本ラインとしたいです。(拡張部含めて15~20リットル)

フィールドテスト

実際に山で使ってきました。トルソーレングスを合わせただけあって、背中にピッタリと収まっています。やはり、この長さが「肝」ですね。まだ試作段階ですけど、asobitogearが作るなら、この長さはやはりカスタマイズが良い。そう思えました。大手にはできないけど、小さなasobitogearならできることもある。

サイドポケットは、片方にペットボトル1本と酸素缶が1本。もう片方は、細かな手荷物を放り込んでいます。メッシュポケットにはお菓子。レターポケットには、書類ではない荷物を。2つにセパレートされていることが、荷物の整理に繋がるのも良かったですね。

15リットルに満たない小さなバックパックですが、この日は荷物が少なかったので、少し潰れていますね。そんな状態でも、綺麗に見えるような外観に出来たら良いなぁと思いました。

深く考えずに作った結果、課題ばかりのプロトタイプとなりましたが、各パーツの見直しはテストを重ねながら、改善していきます。形状は概ねこのままになると思います。別カラーで何パターンか作り、製品化に向けて進んでいきたいと思います。10月にイベント出店を予定しており、そのタイミングで、実際に背負ったり、受注会のような感じで注文を受けられるようにできたら良いなと考えています。

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子供達の日常にUltralightを!

高機能アウトドア素材こそ、子供達のウェアや道具に使われるべきではないか。そんな疑問を抱き、子供達にも大人と同じUltralightな道具を使って欲しいと願い、asobitogearは生まれました。

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